東日本大震災による被害を受けた地域での無償アロマケア活動チーム“COCORO”公式サイト


2030/01/01

●Cocoroの活動は2020年2月、10年間の活動を終了しました。
●Cocoro活動記録集は東京、京都の国会図書館で閲覧・コピーができます。詳細はこちら
●2013年12月 現地活動チーム“Cocoroリアス”発足。
●被災地へ手作り「アロマ通信」の送付開始 こちら
●よくあるご質問は【こちら】から
●英国支部のホームページは終了しました。English website is no longer available.


2022/03/11
震災から11年
アロマボランティアCocoro代表です。
(2011年5月~2021年2月で
Cocoroの活動(本部・陸前高田・大船渡・英国支部)は終了しました。)
3月11日14時46分。
活動は終わっても、
心はいつも同じ場所にあります。
現地チーム陸前高田・大船渡の
Cocoroリアスの皆さんとは
時々お電話で繋がっていて、
コロナが落ち着いたら、
教えてもらったマッサージを
再開したいと言って下さっていて、
その言葉にいつも
こちらが励まされる気持ちです。
活動を終えても繋がれる絆があるのは、
Cocoroの十年間の活動に関わって下さった
すべての方々のおかげです。
今も感謝の気持ちでいっぱいです。

たくさんの子どもたちと関わった
Cocoroの活動。
今はもう高校生くらいかな…
当時ハンドマッサージをしていた
小学生の子が就職した話を聞いたりもして、
親戚のおばさん気分で嬉しくなります。
今日は犠牲となった方々のご冥福をお祈りし、
被災地の一日も早い復興をお祈りします。
________________________________
お問い合わせ
cocoro.aroma.japan@gmail.com(事務局)
(恐れ入りますが、お返事に日数を頂くことがございます。)
活動記録集は東京・京都の
国会図書館で閲覧できます。
「Cocoro アロマ」と検索すれば見つかります。

(2011年5月~2021年2月で
Cocoroの活動(本部・陸前高田・大船渡・英国支部)は終了しました。)
3月11日14時46分。
活動は終わっても、
心はいつも同じ場所にあります。
現地チーム陸前高田・大船渡の
Cocoroリアスの皆さんとは
時々お電話で繋がっていて、
コロナが落ち着いたら、
教えてもらったマッサージを
再開したいと言って下さっていて、
その言葉にいつも
こちらが励まされる気持ちです。
活動を終えても繋がれる絆があるのは、
Cocoroの十年間の活動に関わって下さった
すべての方々のおかげです。
今も感謝の気持ちでいっぱいです。

たくさんの子どもたちと関わった
Cocoroの活動。
今はもう高校生くらいかな…
当時ハンドマッサージをしていた
小学生の子が就職した話を聞いたりもして、
親戚のおばさん気分で嬉しくなります。
今日は犠牲となった方々のご冥福をお祈りし、
被災地の一日も早い復興をお祈りします。
________________________________
お問い合わせ
cocoro.aroma.japan@gmail.com(事務局)
(恐れ入りますが、お返事に日数を頂くことがございます。)
活動記録集は東京・京都の
国会図書館で閲覧できます。
「Cocoro アロマ」と検索すれば見つかります。



2021/03/11
震災から十年
アロマボランティアCocoro代表です。
東日本大震災から十年のこの日。
これまでの十年間の活動を振り返って、
出会った沢山の方々の話が、
走馬灯のように駆け巡ります。

初めて避難所を訪れた時、
震災から二ヶ月が過ぎた頃でした。
多くの方から「死ぬも地獄、生きるも地獄」と
「地獄」という言葉をよく耳にしました。
心が軽くなるかもしれないのならと
沢山の方が待っていて下さり、
気付けば毎日沢山の方が来て下さいました。

「今一番欲しいもの」を聞くと、
「あのお客さんやだね、なんて愚痴を話してた当たり前の日」と。
いかに当たり前の日常が一瞬にして消えたのか
そしていかに日々の当たり前の日が大切かを
身に染みて感じました。

当初現地コーディネーターの菅原圭子さんと
二人だけで始めた活動だったので、
東北から戻ってからは、様々な場所で
お話しする機会を頂き、仲間を募り、
募金を集め、徐々にCocoroは団体となりました。

全国また国を超えイギリスなどからも
様々な支援をして頂きました。
世界中が心を寄せてくれました。

老若男女、沢山の方々と、
紙芝居を使って、
背中に絵を描くようにマッサージをする
ストーリーマッサージをしました。

「家に帰ったら僕のお母さんにしてあげる。」
と言ってくれた優しい子もいました。
子供達もみんな頑張って過ごしていました。

全国から集まってくれたセラピストの方々、
交通費は実費の中、
現地の方々の頑張りに心打たれて…と
何度も参加してくれたメンバーが沢山います。

活動を始めてから二年目には、
「自分たちの街は自分たちで元気にしたい。」
そんな声が出始め、
ジャパンエコールデアロマテラピーの
ギル佳津江校長先生に京都から来ていただき、
現地の方々の養成講座を行いました。

そこからは現地の方々が中心となり、
『Cocoroリアス』を立ち上げて、
陸前高田チームと大船渡チームができ、
私たちはサポート役となり、
Cocoroの残りの7年が過ぎていきました。

現地の方々が「もう来なくていいべ。」
という日までこの活動はやります。
と言ったものの、
当初の数年間は全く先が見えず、
仮設住宅を出る見通しも立たず、
不安や焦りで、皆苦しんだ時期もありました。
「安藤さん、私たちはもう大丈夫。
旅立ちの会をしましょう。
今日本中で様々な災害が起きているから、
今度は私たちも
誰かを支えられるかもしれない。」
2019年、その言葉を聞いた時は胸が一杯になり、
現地で活動を続けてくれたメンバーの方々へ
またこの活動を支えてくれた全ての方々へ
感謝の想いで溢れました。

Cocoroとしての活動は十年で終えましたが、
もしかしたらこれから先何十年かけて、
この経験を語り継いでいくことが、
私たちにはできるかもしれません。
震災を忘れないこと
これからもできることは、ライフワークとして
何か続けていきたいと思っています。
上の写真は何もない更地ではありません。
津波で家の土台だけが残った住宅地が
植物で覆われた様子です。
もっと生きたかった沢山の命に想いを馳せ、
今日は過ごしたいと思います。
東日本大震災から十年のこの日。
これまでの十年間の活動を振り返って、
出会った沢山の方々の話が、
走馬灯のように駆け巡ります。

初めて避難所を訪れた時、
震災から二ヶ月が過ぎた頃でした。
多くの方から「死ぬも地獄、生きるも地獄」と
「地獄」という言葉をよく耳にしました。
心が軽くなるかもしれないのならと
沢山の方が待っていて下さり、
気付けば毎日沢山の方が来て下さいました。

「今一番欲しいもの」を聞くと、
「あのお客さんやだね、なんて愚痴を話してた当たり前の日」と。
いかに当たり前の日常が一瞬にして消えたのか
そしていかに日々の当たり前の日が大切かを
身に染みて感じました。

当初現地コーディネーターの菅原圭子さんと
二人だけで始めた活動だったので、
東北から戻ってからは、様々な場所で
お話しする機会を頂き、仲間を募り、
募金を集め、徐々にCocoroは団体となりました。

全国また国を超えイギリスなどからも
様々な支援をして頂きました。
世界中が心を寄せてくれました。

老若男女、沢山の方々と、
紙芝居を使って、
背中に絵を描くようにマッサージをする
ストーリーマッサージをしました。

「家に帰ったら僕のお母さんにしてあげる。」
と言ってくれた優しい子もいました。
子供達もみんな頑張って過ごしていました。

全国から集まってくれたセラピストの方々、
交通費は実費の中、
現地の方々の頑張りに心打たれて…と
何度も参加してくれたメンバーが沢山います。

活動を始めてから二年目には、
「自分たちの街は自分たちで元気にしたい。」
そんな声が出始め、
ジャパンエコールデアロマテラピーの
ギル佳津江校長先生に京都から来ていただき、
現地の方々の養成講座を行いました。

そこからは現地の方々が中心となり、
『Cocoroリアス』を立ち上げて、
陸前高田チームと大船渡チームができ、
私たちはサポート役となり、
Cocoroの残りの7年が過ぎていきました。

現地の方々が「もう来なくていいべ。」
という日までこの活動はやります。
と言ったものの、
当初の数年間は全く先が見えず、
仮設住宅を出る見通しも立たず、
不安や焦りで、皆苦しんだ時期もありました。
「安藤さん、私たちはもう大丈夫。
旅立ちの会をしましょう。
今日本中で様々な災害が起きているから、
今度は私たちも
誰かを支えられるかもしれない。」
2019年、その言葉を聞いた時は胸が一杯になり、
現地で活動を続けてくれたメンバーの方々へ
またこの活動を支えてくれた全ての方々へ
感謝の想いで溢れました。

Cocoroとしての活動は十年で終えましたが、
もしかしたらこれから先何十年かけて、
この経験を語り継いでいくことが、
私たちにはできるかもしれません。
震災を忘れないこと
これからもできることは、ライフワークとして
何か続けていきたいと思っています。
上の写真は何もない更地ではありません。
津波で家の土台だけが残った住宅地が
植物で覆われた様子です。
もっと生きたかった沢山の命に想いを馳せ、
今日は過ごしたいと思います。


2021/03/06
現地からのメッセージ
アロマボランティアCocoro代表です。
活動終了のメールを送った後、
現地のメンバーから、
こんなメッセージを頂きました。
了解を頂いたので、このブログを見守って下さり
応援してくださった方々へも読んで頂きたくて
載せさせて頂くことにしました。
~~~~~~~~~~~~~
支援者の皆様
10年間という長い間、たくさんの支援をいただき、ありがとうございました。10年はあっという間だったようにも思いますし、やっとここまで…という思いでもあります。
街の復興もこれからの部分がたくさんありますし、心のサポートが必要な方もたくさんいますが、それぞれができる範囲で寄り添っていければと考えています。
昨年はコロナの関係でお勉強会が一回しかできませんでしたが、今年は回数を増やしたいと考えています。トリートメントの復習をして、いつでも身近な人へできるように…、そして、いつでもどこかで必要があれば活動できるようにと、思っています。また、一緒に活動してきた仲間との交流もわたしたちワーカーの大切な宝です。
たくさんの支援と、交流に感謝して、お礼といたします。どうぞ、機会がありましたら陸前高田、大船渡へおいでください。いつでも大歓迎です。
活動終了のメールを送った後、
現地のメンバーから、
こんなメッセージを頂きました。
了解を頂いたので、このブログを見守って下さり
応援してくださった方々へも読んで頂きたくて
載せさせて頂くことにしました。
~~~~~~~~~~~~~
支援者の皆様
10年間という長い間、たくさんの支援をいただき、ありがとうございました。10年はあっという間だったようにも思いますし、やっとここまで…という思いでもあります。
街の復興もこれからの部分がたくさんありますし、心のサポートが必要な方もたくさんいますが、それぞれができる範囲で寄り添っていければと考えています。
昨年はコロナの関係でお勉強会が一回しかできませんでしたが、今年は回数を増やしたいと考えています。トリートメントの復習をして、いつでも身近な人へできるように…、そして、いつでもどこかで必要があれば活動できるようにと、思っています。また、一緒に活動してきた仲間との交流もわたしたちワーカーの大切な宝です。
たくさんの支援と、交流に感謝して、お礼といたします。どうぞ、機会がありましたら陸前高田、大船渡へおいでください。いつでも大歓迎です。


2021/02/12
活動終了のお知らせ
アロマボランティアCocoro代表です。
Cocoroをご支援下さった皆様へ
これまで約10年という長い間のご支援、
本当にありがとうございました。
その後リアスの皆さんは、
教えてもらった技術とこの仲間の繋がりを
絶やさないようにと言って
感染対策をしっかりした上で、
ハンドマッサージや足のマッサージをし合う
技術交換会をしたり、時々お茶会をしたりと、
このCocoroの活動が残したものを
今もこれからも宝物と言って、
とても大切にしてくださっています。
事務局での作業は、
昨年5月に9年間の活動記録集を
国会図書館に納め、
先日寄付口座も解約しました。
契約の関係でホームページ、
メールアドレスも一昨日終了になり、
全ての個人情報も削除されましたので、
どうかご安心下さい。
Cocoroに関する
今後のご連絡はこちらにお願いします。
cocoro.aroma.japan@gmail.com
十年という節目を迎え、
特集などで見る機会も増えると思いますが、
陸前高田市内の町はまだまだ復興途中です。
大船渡の皆さんも様々な課題を持ちながらも
前に向かって歩んでおられます。
ブログは残しておきたいと思いますので、
また良かったら覗いてみてください。
http://cocoroaromacare.blog.fc2.com
時間ができたら見やすく整理しますね。
ご支援や沢山の想いを私たちに捧げて下さり、
本当にありがとうございました。
最後に現地での一番好きな言葉を贈ります。
「がんばっぺし。でも時々やすむべし。」
活動は終わりましたが、
現地の方とはボランティアという枠を超えて
今も繋がっているので、
時々こちらのブログは更新したいと思います。
また覗いて頂ければ嬉しいです。
Cocoroをご支援下さった皆様へ
これまで約10年という長い間のご支援、
本当にありがとうございました。
その後リアスの皆さんは、
教えてもらった技術とこの仲間の繋がりを
絶やさないようにと言って
感染対策をしっかりした上で、
ハンドマッサージや足のマッサージをし合う
技術交換会をしたり、時々お茶会をしたりと、
このCocoroの活動が残したものを
今もこれからも宝物と言って、
とても大切にしてくださっています。
事務局での作業は、
昨年5月に9年間の活動記録集を
国会図書館に納め、
先日寄付口座も解約しました。
契約の関係でホームページ、
メールアドレスも一昨日終了になり、
全ての個人情報も削除されましたので、
どうかご安心下さい。
Cocoroに関する
今後のご連絡はこちらにお願いします。
cocoro.aroma.japan@gmail.com
十年という節目を迎え、
特集などで見る機会も増えると思いますが、
陸前高田市内の町はまだまだ復興途中です。
大船渡の皆さんも様々な課題を持ちながらも
前に向かって歩んでおられます。
ブログは残しておきたいと思いますので、
また良かったら覗いてみてください。
http://cocoroaromacare.blog.fc2.com
時間ができたら見やすく整理しますね。
ご支援や沢山の想いを私たちに捧げて下さり、
本当にありがとうございました。
最後に現地での一番好きな言葉を贈ります。
「がんばっぺし。でも時々やすむべし。」
活動は終わりましたが、
現地の方とはボランティアという枠を超えて
今も繋がっているので、
時々こちらのブログは更新したいと思います。
また覗いて頂ければ嬉しいです。
