東日本大震災による被害を受けた地域での無償アロマケア活動チーム“COCORO”公式サイト

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2012/05/19

子供たちの笑顔

すべて流された町にただ残る山積みになっている瓦礫。
被災地の瓦礫の処分場所が決まらずにいるというニュースを見ている感覚と、
ここを毎日通る子供たちがこの光景を目にして育っていくという実際の現状、
多感な子供たちの過ごさなければならない現実に一人の大人としてとても悲しく思うのです。



今朝は民宿で「来てくれてありがとう。」とお昼ご飯用にとたーっくさんのおにぎりを頂きました。
朝食後の忙しい時間、ご家族みなさんで握ってくださったおにぎり
こんな心優しい地元の方々の心、その温かさに感動し、その前へ進む力に勇気をもらうのです。
今日も黒崎温泉チームは大人、おじいちゃま、おばあちゃまへのアロマトリートメント、
保育所チームは陸前高田市内の保育所と幼稚園を回って、先生方へのアロマトリートメント、
子供たちへの「香りとふれあい教室」を行います。

(みんなとっても上手にできました! 優しいタッチでたった数分のプログラムなので、みんなよく集中してできました~。)

「なんだか背中があったかくなってきた~!!」 「お星さまキラキラ~!」 「雨がしとしと~!」
手作り絵本の絵に合わせて、みんなとっても上手にマッサージをしていきます。
可愛かったのが一番先頭の子供たちは前に誰もいないのに、思わず手を動かしていたところ。
お世話になった民宿でも子供たちを笑顔にしてくれることが、何より大人が元気になる、と。
子供の笑顔は魔法のように人を元気にしてくれるんですよね~。 凄い!!

(職員室では先生方へのマッサージ。首のあたりにアロマオイルを使うと、ふわぁ~っと一気に脱力です。)

前回も訪れたこちらの保育園。「帰らないで~。」と私たちが帰るまでずっと手を振ってくれます。
ここは特に被害が大きかった保育園で、今いる子たちは多くのお友達を失っています。
津波を見ていない子供と見た子供では、スキンシップの求め方が全く違います。
同じマッサージプログラムをしていても、津波を見た子供たちは背中をさすりながら抱きついたり、
手のマッサージ中にもっともっとしたいと足のマッサージも始めたりするのです。


(ま~た~き~て~ね~!!!! ばいばぁぁぁぁぁい!! かえらないで~~~!! 超可愛いのです。)

小さな心と体で今もきっといろんなことを消化していっているのだと思いますが、
その大きなスキンシップの求め方の違いを目の当たりにしながら、心がとても痛くなるのです。
ただそんな心配をする大人たちを元気にしてくれるのも子供たちで、
教室から溢れる無邪気な笑い声、大きな大きな鯉のぼりの下、園庭を走り回る子供たちの姿、
そんな日常の中から大人たちが勇気や希望をもらうのです。


(時々子供たちがしっぽを引っ張って鯉が地面に降りて、怒られてました。 やんちゃでカワイイ 笑)

この後は移動中の車の中で頂いたおにぎりを頬張り、次の幼稚園へ。
読み聞かせのプロである地元コーディネーターさんの柔らかで優しいお話に子供たちもうっとり。



お昼寝前でパジャマ姿の可愛い4歳児さんと5歳児さん一緒に練習しました。
なんとここでは英語の練習をしてくださり、
「HELLO! NICE TO MEET YOU! HOW DO YOU DO?」と英語でお話してくれました。
愛らしい子供たちのご挨拶に陸前高田のためにとイギリスからはるばる来日してくれた
セラピストのメアリーさんもとっても感動していました。



国内外から集めたメッセージ、みなさんとても喜ばれました。 書いてくださったみなさん、ありがとう!
小さな国際交流もあり、スキンシップの教室もあり、香りのお勉強もして・・・。
子供たちと過ごす時間はとても盛りだくさんでした。
この日は午後まで活動し、温泉チームと合流し、夜の新幹線でそれぞれ名古屋・東京・横浜へと戻りました。



たくさんの子供たちの笑顔に触れ、感じること。 それは早く復興した街を見せてあげたい、ということ。
大人の私が見ても、今の街の姿は、まるで教科書で見た戦後の日本のような景色。
人の活気があって、街に花があって、木があって、色があって・・・。
そんな当たり前の暮らしが早くできるようになればいいな、と心から思うのです。



面会させて頂いた陸前高田市 戸羽市長から頂いたお手紙に書いて頂いていたこと、
それは「被災地に住む人間は前に進みたくても進めない現状にストレスを感じていること、
それでも心優しい活動は私たちの元気になります。」
と。
沢山の方の心がつながって実現する今のCOCOROの活動。
これからもっともっと心のケアを目的にした活動は本当に必要とされていきます。
香りと手の温もりでできることは、ほんの一晩の眠りかもしれません。
15分の心のリラクゼーションだけかもしれません。 ただ、それで元気になる人が出れば何よりなのです。
どうか、どうか、これからも温かく見守っていただければいいなと思います。
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活動日記

2012/05/19

香りとふれあい教室

午後から訪れた保育所ではCOCOROオリジナルの「香りとふれあい教室」を開催しました。
ここも今回で二度目の訪問で、久しぶりにお会いする先生方と感動の再会でした!
「アロマってなぁに?」という手作り紙芝居から始まって、
香りが心をリラックスさせるのに役立ったり、虫が香りで植物を見つけたり・・・
というお話をしながら楽しく一緒にお勉強していきます。

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そして子供同士のマッサージ! 
子供たち自らから「きもちいぃぃぃ~」「背中がぽかぽかする~」という声が聞こえたことに
先生方がとっても喜んでおられました。


香りあてゲームでは、オレンジやグレープフルーツなど子供でも安心できる精油を希釈したものを使い、
実際のフルーツを見せたりしながら、みんなで楽しく香りをあてていきます。

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今回メアリーさんはロンドン日本人学校から沢山のメッセージを持ってきてくれました。
イギリスの小学生たちが書いた応援メッセージやイラストを見せると、
子供たちは「ポケモンだー!」「あんぱんまんだー!」などと大喜び。
ロンドン日本人学校のみなさん、ありがとうございました!


普段忙しい先生方には子供たちのお昼寝の時間を使っての施術。
いくぶん仮設住宅の生活に慣れたとはいえ、街はまだ何もない状態のまま。
復旧しているバス一つをとっても高校生の部活後のバスの時間は数時間待ちだったり、
夜道は危険で家族全員の送り迎えが必要だったり、私生活では多忙極まる生活をされています。
ほんの短い15分のマッサージにも関わらず、すやすや眠ってしまう方もいたり、
自分がこんなに疲れていると思わなかった、と思わずほぐれた体を触りながら話す方がいたり、
この15分の仕事の合間にちょこっと受けられるボランティア、はとても喜ばれました。


この日は活動後、温泉で活動したセラピスト組と合流した後、
運転など地元のサポートをしてくださっている木村さんのお宅にお邪魔しました。
「漁師さんの家は大きい。だから仮設暮らしは窮屈で・・・」という言葉を
マッサージをしながら何度も聞いていたのですが、その言葉に納得!!するくらい大きな大きなお家でした。
こたつに10人くらい座ってもまだまだ余裕! それってスゴイことです。
漁師さんの世界では、先代より小さな家を建てると収穫量が減るといういわれがあるようで、
一般的に、どんどん大きな家になっていくものなのだそうです。

とっても優しそうな漁師さんのお父さま、そして笑顔の素敵な可愛らしいお母さまに、
「この町のためにありがとう。」と、本当に温かく迎えて頂きました。
こうしてお互い支えあう形になってきていることを本当に嬉しく思います。

お母さま手作りのけんちん汁の美味しいこと! ちょっと硬めのお豆腐がまた美味しくて、忘れられません。
地元の茎わかめの和え物も絶品で、活動の疲れも一気に吹っ飛び、心がほかほかになりました。

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ちょうどイギリス人二人もいることだし、小学校のバレーの練習の見学に是非と誘って頂き、
この後、子供たちがバレーをしている小学校へ車を走らせました。
「生まれて初めて外国人を見た。 嬉しい。」と涙をポロポロ流す子もいて、
その純粋な心に、こちらの目にまで涙がいっぱいになりました。
はるばるイギリスから陸前高田に来てくれたメアリーさんとリチャードさん。
いつかこの子たちがホームステイしたり、イギリスに留学したり、
何かそんな国際交流のきっかけになればいいね、と大人たちで話していました。
一見、元気にしている子供たち。 でも中には親を津波で亡くしている子供もいます。
一生懸命生きる子供たちの姿に、できることは何でも続けてしていこう、
そんな風に私たちを勇気づけられるのです。
活動日記

2012/05/12

子育て支援センター

この日は霧のかかった薄暗い一日でした。 
陸前高田の7万本あった松林の中から唯一生き残った一本松
塩害で元気がなくなったと言われていますが、今もこうして瓦礫の山を見守っていました。

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(今は集められた瓦礫の分別作業があちらこちらで行われていました。)

この日は朝いちばんで陸前高田市役所へ行き、陸前高田市長と面会をしました。
また改めて、別の記事でそのお話は書かせて頂きたいと思います。

午前中はちょうど半年前に活動した子育て支援センターから「また来てほしい!」とお声をかけて頂き、
ようやく専用施設として再開された支援センターを訪れました。

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精油はオーガニックの品質の高いものだけを使っています。
インソーレ株式会社、ジャスミン・アロマティーク・オーガニクス株式会社、
めでぃかるはーぶ薬房、マテリアアロマティカ社より提供していただきました。(敬称略)


懐かしい子供たちやママさんとの再会を果たし、とても心温まる時間になりました。
私たちにしてはたった半年。 でも子供たちは背も伸びて、うーんと大きくなっていました。

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(子供たちが床で走り回っているので、ここではハンドマッサージのみの施術にしました。)

手のマッサージがこんなに気持ちのいいものだと思わなかった。
心がすっと軽くなる。 本当に幸せな気分になる。 このまま死んでもいい!
そこまで言ってくださる方もいました。

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(ハンドは鼻に近い位置での施術なので、優しく柔らかな香りも楽しめて大好評です。)

午前中にこちらで活動を終えた後は、
市内の保育所で子供たちと「香りとふれあい教室」を行う話をすると、
是非ここでもと言って頂き、急きょこちらでもママさんたちと一緒に行いました。

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(ふぅ~と脱力した吐息が何度も聞こえ、笑顔に溢れました。)

これ、楽しい! わぁ、リラックスできる~。 家でもできるわぁ~。

ママさんたちからはそんな声を沢山頂きました。
子供たちのために作ったプログラムですが、ふれあうことって大人も大切

津波に流されながら逃げてきたママさんは、子供が寝静まると今もそれを思い出して眠れない、と。
子供の笑顔がいかに大人を元気にしてくれるか、ただ本当の心のケアは長い時間をかけて必要
そんな風に沢山のお話を聞きながら感じるのです。

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(こんなにも大人も楽しんでいただけるなんて、予想外で嬉しかったです!)

東京から同行してくださった写真家の福田さん。
優しさあふれる雰囲気と笑顔に思わず子供たちも笑顔で遊んで~と近づいてきます。

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(子供たちの笑顔が絶えない街になりますようにと願ってなりません。)

仮設のラーメン屋さんでラーメンを頂き、午後は保育所へ車で移動です。
この日は2グループに分かれ、1グループは黒崎温泉でおじいちゃま・おばあちゃまのマッサージです。
活動メンバーが増え、内容が増え、記事が沢山になってしまいますが、
今はたくさんの方の寄付でこの活動は成り立っています。
どんな風にみなさまから寄せて頂いた寄付が使われているかをお知らせすることも兼ねて、
ゆっくり更新していきますので、お付き合いくださいね。

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(いつも楽しみにして下さり、ありがとうございます。 また来ますね~!!)

次に会う日まで、子供たちの成長がとっても楽しみです。
まだまだ眠れない夜、トラウマ、余震で動揺するママさん、子供たち、そんな姿を見て、
活動自体が続くように運営を頑張らなくてはと、私自身新たな気持ちになったのでした。
活動日記

2012/05/04

香りと手のぬくもり

今回の活動は陸前高田市広田町にある黒崎温泉でスタートしました。
特に印象に残っていること、それは「心の状態は今が一番つらい。」と話される方が多かったこと。
もう物が欲しいわけではない。 ただ、温かな心を感じたい、と。
避難所を転々とし、仮設住宅で暮らし始め、土日関係なく走り回っていた頃よりも、
不便な生活の中にも少し時間ができた今、その悲しみ、恐怖、絶望感、孤独感は
日に日にとても強くなり、時間ができればできるほど考えてしまい、苦しくて仕方ない、と。

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(風光明媚な広田湾と山に囲まれた黒崎温泉。町の人を元気にするためにと場所を無償提供頂きました。)

母親を亡くした小学生の姪子さんの面倒を見ているおばさんは、
朝は元気に「行ってきます!」と学校に行くけど夜になると、
「“お母さん”にいってらっしゃいって手を振ってもらいたいの!」と大粒の涙をポロポロ流すのよ、と。 
大人も子供も今、本当に心のケアが必要とされています。

特に、今回男性が多かったのが印象的でした。
妻が流され、母ちゃんも流され、真っ暗な仮設に帰るのがつらいべ。という方、
仕事の見通しが立たず、将来の不安やストレスで押しつぶされそうになっている方、
家も仕事も家族も、生まれ育った故郷も、そのすべてをたった一瞬で失ったことで、
一年経った今もまだなかなか前へ進みだせない、というのが本当のところだと思います。

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(受付はCOCORO地元コーディネーターの菅原さんと陸前高田出身の木村さん 
その後木村さんのお母様にもかわいい姪っ子ちゃんたちにも手伝って頂きました。 ありがとうございました!!!)


前回来てくださったセラピストさんたちのアイディアで、今回からハンドマッサージだけでなく、
1.手のマッサージ 2.足のマッサージ 3.肩のマッサージ 4.顔のマッサージ
4種類のアロママッサージから選べるようにしました。 圧倒的に肩が多かったです。
看護師兼アロマセラピストの方も来てくださったので、
アロマセラピストとしての視点と看護師さんとしての視点、両方から意見を頂けたことは
今回とても有意義な活動につながったと思います。 山下さん、ありがとう!

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(看護師兼アロマセラピストの山下さん(東京)と通訳兼アロマセラピストをしてくださった山本さん(名古屋))

コンサルテーションが十分に行えない環境のため、被災地では精油はマッサージには使っていません。
浸出油かキャリアオイルを使用し、精油はハート形のフェルトに垂らしてお持ち帰り頂きます。
このハートのアイディアもまた、前回来てくださったセラピスト岡村さんのアイディアで、
「たきこさん、ティッシュよりカワイイでしょ~。」と180個近く作って、送ってくださいました。
翌日「香りなくしちゃったのよ~」とおばあちゃんが取りに戻られるほど、とても喜ばれました。

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(地元の漁師さん、マッサージを終えてお顔も血行が良くなり、ずいぶん表情が緩みました。
嬉しかったようで、マッサージが終わってもしばらくお部屋でのんびりしていってくださいました。)


メアリーさんの来日、「イギリスからはるばる来てくださったのかぁ!」と皆さんとても喜ばれました。
言葉は話せなくても、ふれることは万国共通の「言葉」かもしれません。
盲目の方、耳の聞こえない方もメアリーさんの施術を受け、みなさんすやすや休んでいました。

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精油はオーガニックの品質の高いものだけを使っています。
インソーレ株式会社、ジャスミン・アロマティーク・オーガニクス株式会社、
めでぃかるはーぶ薬房、マテリアアロマティカ社より提供していただきました。(敬称略)


終日、日が暮れるまで途絶えることなく、とにかく賑わいました。
日曜日とあって子供たちも走り回り、この部屋全体がとても明るい空気が流れました
ママさんのフェイシャル中、子供たちは横で布団に入ったり出たりしながらかくれんぼ中。

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(場所の手配、お布団のアレンジしてくださった地元の村上さん、ありがとうございました! 役立ちましたよ~!)

震災から一年が経過し、今、求められているのは心をつなぐ活動。 そして継続した活動。
それはアロマでも、歌でも、体操でも、なんでもいいのだと思います。
たった15分ですが、目をゆっくりつぶって自分のためだけに使う時間、これが取れない、と。
多くの方が不眠に悩んでいます。 夜になると蘇る津波の音、匂い、光景・・・。
今晩だけはゆっくり休んでもらえるかなぁ・・・。 そうだといいなぁ。
セラピスト私たちの心は溢れるような人の悲しみと勇気、強さにとても揺れ動いた一日でした。

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(ママのマッサージのお手伝い中?!!)
活動日記
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