東日本大震災による被害を受けた地域での無償アロマケア活動チーム“COCORO”公式サイト

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2014/05/25

陸前高田市の今

アロマボランティアCocoro代表の安藤 たきこです。

陸前高田に初めて足を運んでから4年目。
当時はまだ道路も海水に浸かっていたり、
瓦礫どころか家財道具や子供のおもちゃまでもがその日のまま散乱していました。
それが瓦礫の山々となり、いつしかそこに植物が生え、一面広大な緑の敷地と化し、
その時々の沢山の人たちの心に寄り添い今に至ります。

今、3年かかってなくなった瓦礫の山は、
切り倒した莫大な量の木材の山になっています。



山の土を運ぶダンプカーは、こんな狭い道をかなりのスピードで通り抜けます。
私たちが活動した保育園では、
危なくて子供たちをお散歩に連れて行けないから、
3歳くらいの子が『お散歩』を知らないと話されていました。
小学生なら校庭で走り回れるのでは?と思うかもしれません。
でも校庭は今も仮設住宅で埋め尽くされています。
活動中、高齢のおばあちゃんがこんな道を渡ろうとしていて、
見ている私たちがヒヤヒヤするなんて場面も。



陸前高田市は街のほぼ全域が津波の影響で再建できないため、
山の高台に街を移す予定なのですが、
この山の土をトラックで運ぶ作業だけで10年近くかかる見通しだったため、
沿岸に新しく巨大なパイプラインを建設しているところでした。
これはものすごくこの作業をスピードアップできるそうです。



陸前高田市だけで55カ所の仮設住宅があり、今年の4月現在で総戸数1928戸、人数にして4722人、
Cocoroリアスの活動エリア、大船渡市は41カ所の仮設住宅、約1800戸、
両市だけで1万人近い方々が今も仮設暮らし。

「私が最後の一人になりたくないな…」
仮設を出られる人、出られない人、様々な格差で、
今、また新たな葛藤で苦しむ人たちがたくさんいます。

今、今回の活動報告書をまとめつつ、
現地の声を書いていたのですが、
私が感じたこと、これからのこと、
本当にこれで合っているのだろうか?と自信がなくなり、
先週一週間かけて現地の方々、数十名にお電話してお話をゆっくり伺いました。



その中で知ったこと、それは『地域の人を地域の人が癒す』形は、
現在の活動場所ではCocoroしかないということ。
リアスのメンバーの中には、
街の人に喜ばれ、そのことが新たに生きがいになった、
震災後もう何もかも気力がおきなかったけど、
今こうして街を元気にすることで自分も元気になれると話す方も。



ただ地域が地域を癒すだけでなく、その後ろには世界中の支援があって、
まだ忘れられていない、今も沢山の人が応援している、
それを知ることで、さらに元気になってくださっているそうです。
中からと外からの支援を“並行すること”、そこに意味があると言われました。



今年一年、私たちは地域が地域を癒すCocoroリアスの活動と、
全国からのセラピストが足を運ぶ活動、
この二つを並行していこうと思います。
そして今後の在り方、それは改めて現地に足を運び、
じっくり現地の方々とミーティングしようと思います。



(Cocoroリアス アロマケアワーカーさんの大船渡市内仮設での活動

リアスの皆さんの今週の活動の様子。
なんとすでに学んだフットリフレクソロジーをしてくださってるでは!



(Cocoroリアス アロマケアワーカーさんの大船渡市内仮設での活動)

今、私たちに何ができるのか?
Cocoroリアスのメンバーを通じて、また今回の活動を通じて、
その先にいる本当にケアを必要としている方々に、何ができるのか。

今回の活動後、新たなプロジェクトを立ち上げることにしました。
誰でも簡単にできて、それはものでもお金でもない支援、心の支援。
近日中に発表しますので、是非またブログを覗いてください。



活動を支援して下さる皆様、いつも本当にありがとうございます。
500円、1000円、一人一人が寄せてくださる寄付があるからこそ、
レンタカーを借りることができますし、
現地の物資を買うこともできますし、
活動を継続することができます。
想いを寄せる方がいるから、私たちの活動に沢山の心がつながります。

無事に第10回目の活動を終えたことを感謝しつつ、
さらに何ができるのか、地域の声を大切に考えて行きたいと思います。
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2014/05/18

被災地でのフットリフレ講座

アロマボランティアCocoro代表の安藤 たきこです。

今回は二日間かけて、陸前高田市、大船渡市で活動する現地チームCocoroリアスのアロマケアワーカーさん対象の
フットリフレクソロジー講座を行いました。

代表である私が教えればいいじゃない?
と言ってもらいますが、そうじゃないんです。

被災地だから、ボランティアだから、
何かあればいいんじゃなくて、
被災地だから、ボランティアだから、いいものを届けたいと思うのです。



私たちの活動エリアは震災後、ほとんど生活環境は変わっていません。
四年目となる今も仮設から出る見込みもなく、
どう頑張ればいいのか、頑張ることにも疲れ、月日は流れ、
様々な想いを抱える人たちが大勢います。

本当に“心のケアを必要としている人が沢山いる”からこそ、
そこで教えるのは日本でも有数のプロの先生にお願いしたいと思うのです。



昨年アロマケアワーカーさんたちにアロマハンドマッサージ、肩ほぐしケアを教えてくださった
ジャパンエコールデアロマテラピー校長ギル先生に続き、
今年は自然療法の国際総合学院IMSI校長冨野先生に陸前高田まで来ていただきました。



仮設住宅に住む高齢の方などから足のマッサージを受けたいというニーズがあって
今回は被災地での活動に役立つよう、
道具もオイルも何も使わずに全身のケアに役立つよう
フットリフレクソロジーを教える講座にしました。
足の裏一面には反射区と呼ばれるエリアがあり、
例えば肩こりだからといって肩を触らなくても、
足裏にある肩の反射区を押せば肩が楽になるという、
とっても便利な技術なのです。
各器官ごとにその反射区があり、ちょっぴり難しいのですが、
東北一のスパルタ講座かも(笑)と言いながらも、
冨野先生もアロマケアワーカーの皆さんも、
とにかく笑顔に溢れ、いきいきとしているのが印象的な時間でした。



約半年かけて、講座の内容を話し合ったり、
リアスの皆さんにもサポートしていただきながら
開催場所を決めたりして、ようやく叶った講座。
Cocoroリアスメンバーの半数以上のなんと13名も来てくださり、
とても意欲的に学んで下さいました。



「仕事でなく実費でボランティアでお手伝いするから、
学校の修了証を出すのは難しいかも…。」と
おっしゃっていたところを無理を言って、
リアスの皆さんの素晴らしい現地での活動状況、
それを支援するたくさんの方々の被災地への想い、
さらなる自信に繋がればと考える私たちの想いを伝え、
今回もまた正式に自然療法の国際総合学院IMSI認定の『修了証』を発行してもらいました。

安定した手の動きや習得の速さから、
普段から仮設住宅での活動やご家族へ沢山ケアしてくださっていること、
一目ですぐにわかりました。

一般のサロンでメニューにできるような、
40分間のフルトリートメントが出来るようになりました。
全員無事に講習を終え、修了証を受け取る時間、
皆さんペアになって練習しあって、たっぷり施術をうけているので、
なんだかとってもリラックスモード!
たくさんの笑顔が溢れる中、無事に講座が終了しました。



地域の中で地域を癒すことで自分たちが元気になった、
喜ばれることが新たな自分の生きがいになった、
そう話してくださる方々もいました。

こうして活動するご本人も仮設住宅に住んでいる方々も何名もいます。
仮設のコミュニティの中で、若い人、高齢の人、といったグループができていて、
なかなか地元同士でも触れ合う機会がなかったけど、
こうして技術を持つことで交流の幅が広がった、
そしておじいちゃん、おばあちゃんから沢山の事を学べていると言う方も。



新たな技術を習得して、
ますます現地の活動に役立ててもらえたらと願っています。

Cocoroの最初の目的である、
仮設で亡くなるような人が一人でも減れば、
眠れなかった夜、5分でも長く眠れるようになれば、
食べられなかった食事がもう一口食べられるようになれば、
そんな想いが叶っていけばと思います。

今年中には全国からのセラピストと現地の皆さんが
一緒に活動できる機会を作ろうと思っています。



最後に…冨野先生からのメッセージ

アロマケアワーカーさんの心のこもった温かいタッチに、反射区の知識と技術が加わることで、
「便秘」「目の疲れ」「腰が痛い」「胃腸の調子が悪い」などのちょっとした不調にも対応することができるようになります。
まさに「心」と「技」のコラボレーション!!
受講生の皆さんは、最初は「難しそう・・・」と仰っていたものの、実習が始まると驚くほどお上手でした!
プロのセラピストも唸るような、
優しいタッチに、ゆったりとしたリズム、絶妙なタイミングでの圧の確認や、相手の姿勢が辛くないかなどの気配り、
そして何より、施術者自身も一緒になってトリートメントを楽しむこと!
これは、教わって急にできるものではありません。
きっと、日々の生活の中で、家族や友人、又は、仕事で看護や介護をされている方はその対象者と、触れ合っているからこそでしょう。
皆さんの素晴らしいトリートメントに、心から感動しました。
受講生の皆さん、修了おめでとうございます!



冨野先生のブログ
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/199176/173756


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2014/05/16

地元の方々との時間

アロマボランティアCocoro代表の安藤 たきこです。

民宿の皆さんと記念撮影。
「いつもいつも来てくれて、ありがとう。
私たちもCocoroを支援させて。」と
民宿武蔵さんに寄付をしていただきました。
いつも温かく迎え入れてくださり、
女の子が多いからと可愛い浴衣を用意してもらったり…



陸前高田の日本酒とここのクッキーをお土産に買いました。
こうして待ちに待ってもらえること、本当に励みになります。

この赤のフェルト、色も元気になるし、
いい香り~~と大喜びして下さいました。

今回お休みがとれなかったので、これからフライトです。
欧州に着いたら、2日目の記事をアップしますね~。
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2014/05/15

心をつなぐアロマセラピー

陸前高田市内、民宿より。

東京駅から6時間。
山がどんどん切り崩され、何もなくなった街には切り倒された木々が並んでいます。



家を建てる土地を作るため山を切り崩し、
その木や土を運ぶダンプカーで粉じんと砂煙で、
思わず窓を閉めてしまいます。



まずは現地チームCocoroリアスのアロマケアワーカーの皆さんへのオリエンテーションを開催。



地域の方を笑顔にできるようになって、自分にとっての生きがいとなった、
日々仮設での活動を通じて高齢の方々と出会い、
勉強になることが沢山あった!など、
とても前向きな声を沢山頂きました。



心の活動がなぜ必要か、それは今、現地では一つの大きな壁があるのだそうです。
それは被害の格差。

仮設を出る見込みのある人、ない人、
家がある人ない人、身寄りがある人ない人、仕事がある人ない人、
隣の人はこうかもしれない… そんな優しい気遣いがたくさんの我慢を生み、
はけ口を求めている状態であること…。

これは仮設でどっぷり毎週のように活動するリアスの方々がいるからこそ、
離れている私たちも気付けたことでした。

先日の南アフリカの小学生が切ってくれたハートは…



ようやく陸前高田に届きました。
国民性かしら?南アフリカの子供たちのハートはとっても大きいんです。
世界中のサポートに笑顔で包まれながら、
外からできること、中の人にしかできないこと、
それをしっかりと見つめ合うとても有意義な時間になりました。



そこから自然療法の国際総合学院IMSI校長の冨野玲子先生のフット講座が始まります。



なんとCocoroリアス18名中13名も参加してくださり、
和気あいあいと楽しく学んでくださいました。



一方、保育園チームは半日で3か所の保育園を回るハードスケジュール。
にも関わらずセラピストさんはニコニコ。とっても暖かい雰囲気が漂います。
青森から根井さん、滋賀から井上さん、東京から阿部さん!
そう、阿部さんはいつもオイルを提供してくださる株式会社インソーレの社長さん。
ここではせっせと受付をお手伝いしてくださいました。



全国各地で切っていただいたハートフェルトはこんな形で精油を垂らして香りのプレゼントにしています。



悲しいこと、それはまだまだ夜眠れなかったり、夜中に目が覚めたり、
睡眠がうまくとれない方々が多いこと。
香りとふれあいでほっとできるひととき、
そんな場所が高田にもあったらいいのに…そう漏らす方も。



めいっぱい活動して、帰る頃にはもう夕焼け。
時間の許す限り、施術してきました。



全てが流されて真っ暗になった街、
活動の後はいつも空を見上げ、満天の星空にそこで住んでいた人々を思い浮かべていました。
でも今回からは景色が違います。
山からの土をトラックで運べば10年かかるからと出来たパイプライン。
そのライトが眩しく一本松のあたりに横たわっていました。
今は10日おきに見る光景が変わると言うくらい、
みるみるうちに山は切り崩されていき、復興作業は続いています。
でもその裏側には、狭い道路にダンプカーが朝から晩まで走り続け、
危なくて出られないからと幼い子供たちがお散歩もできず、
“お散歩が何かさえ知らない”という声も。



心をつなぐアロマセラピー。
もう来なくていいべ。そこにはどうしてまだ遠いのか、
現地に足を運ぶこと、心リアスの方々が教えてくださることを通じて、
それが都会で考えるより遥かに遠い道のりかもしれないと感じた一日でした。





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2014/05/14

子供たちへのDVD

アロマボランティアCocoro代表の安藤 たきこです。

今日から被災地での活動です。
これに合わせて、Cocoro UK代表のMary メアリーさん、メンバーのAdam Parker
アダム パーカーさん、
Noriko and Sam Laker ノリコ レイカーさん、サムくん, 加藤 玲奈さんが、
子供たちへのストーリーマッサージの動画を収録したDVDを作ってくれました。



アダムさんはTV局のプロデューサーとあり、
とっても素敵な動画が仕上がっています。

被災地ではパソコンのないところも多いので、
テレビでこれを見れるように日本側でイギリス規格のファイルの変換をし、
デザイナーさんにこんな可愛いDVDジャケットまで作ってもらいました。



私たちがいなくても日々できる子供たちへのふれあいの時間。
活動場所の保育園にプレゼントする予定です。
こういった諸経費にも皆さんの寄付が使われています。

たくさんの想いをひとつの形にして…

さて、今は新幹線に乗るために東京駅に向かっています。
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