東日本大震災による被害を受けた地域での無償アロマケア活動チーム“COCORO”公式サイト

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2017/02/19

陸前高田と大船渡の現状

Cocoro事務局です。

寒さのピークもそろそろ過ぎる頃でしょうか。
春の訪れを告げる梅の開花もチラホラと聞くようになってきましたね。

植物も芽吹くのを今か今かと土の中で準備しているのでしょうかね~♪
春到来が待ち遠しいです。

さて、今日は現地の現状について報告が入りましたので、アップしたいと思います。


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高田の現状は、市街地は12メートルのかさ上げをし、
今年の春から商店街が建ち始まり、被災した学校や保育園も完成してきました。

住宅地は7割ほど、公営住宅は完成し、ほとんど住みはじめています。
しかしこの先の自宅再建かどうか迷って決定出来ない世帯も30戸ほどあります。

どんなに整備しても非常事態には、逃げるのが基本と肝に銘じています。

精神的な問題も表面的には見えにくいけど、どの年齢層にもあると思います。
公的な支援やNPOなどが活動しています。

大船渡の復興はかなり早く、仮設のあった学校の校庭は復旧工事も終わり、
校庭で遊んだり体育の授業がおこなわれたりしています。
約6年ぶりに校庭を使えるようになって、低下した体力回復が課題となります。

高台や災害公営住宅に移り住んだ被災者は、新しい生活に慣れようと必死です。
しかし、老人や一人暮らしの人の孤独感は強く、新しい住居が被災地の支援終了ではないことを痛感します。

社会と繋がる、コミュニケーションの場の確保、など・・・
まだまだ寄り添い見守っていく事が大事であると考えます。

その意味では、cocoroの果たす役割は大きいと思われます。

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現地の状況を確認しながら、
現地が望むことと私たちができることをコツコツと続けているCocoroの活動

こうして、現状を知ることは私たちにとってとても大切なことです。

また、Cocoro英国支部代表のメアリーさんの娘さん(小学校の先生)が、
今度授業の中でCocoroの活動のお話をしてくださるそうです。

marysan201702.jpg
(イギリスでCocoroの支援金を募るためのチャリティパーティーをした時の写真。
左から、Cocoro代表(安藤さん)、Maryさん、娘さん)


遠く離れた国でもこうして日本の災害のこと、その後の状況のこと、
現地でのボランティア活動のお話などをして頂けるのは本当に嬉しいことです。

イギリスの子どもたちがどんな風に感じるのか...
また様子が届いたら、このブログで紹介したいと思います。

震災から7年目を迎えようとしている今。
さまざまな変化も訪れていますが、
Cocoroの活動は、これからも現地のみなさんと一緒に考え、
共に活動を行っていきながら、
香りとタッチケアで笑顔を届けていきたいと思います。



アロマボランティアCocoroのホームページはこちらから
http://aroma-jubilee.com/charity.cocoro.html

ハートフェルトプロジェクト
http://aroma-jubilee.com/Heartfelt.html

活動への寄付はこちらから
http://aroma-jubilee.com/charity.donation

※Cocoroの活動はすべて皆様からの心温かい寄付で続けられています。寄付は現地で借りるレンタカー代や燃料費・物資代、活動時の民宿代の一部、現地メンバーのボランティア保険代などに役立てさせていただいています。息長く必要とされる心のケアに役立てるため、どうかご支援の程、よろしくお願いします。


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