東日本大震災による被害を受けた地域での無償アロマケア活動チーム“COCORO”公式サイト

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2011/10/19

ボランティア参加者の声

9月13日から15日までの3日間、岩手県陸前高田市で行われた
アロマボランティアに参加させていただきました。
以前にも別団体にて東日本大震災のチャリティーに
ボランティアとして参加していたのですが、被災地に行き、
被災者の方々へのマッサージは初めてだったので、活動が始まるまでは不安でした。
私は茨城出身です。茨城も東北ほどではありませんが、大きな被害を受けました。
しかし地震当日の3月11日はイギリスにいたため、私は東日本大震災を経験しておりません。
海外のニュースから流れる日本の映像を見て、言葉では言い表せないほどの衝撃を受け、
日本にいる家族や友人、知人の安否確認など生きた心地がしませんでした。
毎日あの津波の惨劇が放送されていて、
私も「海外でも日本のために何か出来ることはないか」とずっと考えていました。
イギリスでの活動は、セラピストもクライアントも「日本のために、被災者のために」と
共に同じ思いを抱いての活動でした。しかし、今回のクライアントは被災者の方々です。
マッサージを始めてすぐに壁にぶつかりました。
「私から震災の様子などは聞くことは出来ないし、ご家族の話もこちらからは出来ない。
どうすればいいんだろう?」そこまで気負わなくても良かったのかもしれませんが、
考え過ぎで無口になることもしばしばありました。
 今回このボランティアに参加して最初に感じたと、
それは「これは私の自己満足のためにやっているのかも・・」という疑問でした。
行うマッサージは場所や時間などの制限があるため、15分のハンドマッサージのみ。
震災から6ヶ月が経過しているとはいえ、津波のあった地域の復興は進んでおらず、
市街地は未だに瓦礫の山の状態です。マッサージを受けに来てくださる方の中には
仮設住宅に住んでいる方もいます。コンサルテーションフォームには、
ほとんどの方が「イライラしている」の項目にチェックをし、
そして「ストレスがない」と言っている人でも、「夜中に何度か起きてしまう」
「眠りが浅い」と意識していないところでのストレスと疲労があることが分かりました。
「その方々に15分のハンドマッサージだけで充分なのだろうか?
本当に被災者の方々はリラックスをしてくれただろうか?」
その結果「これは自己満足?」と思わずにはいられませんでした。 
 そんな私の気持ちを少しずつ変えてくれたのは、
一緒に活動をしていたコーディネーター、ボランティアの方々、
そして「ありがとう」と言ってくれた現地の方々や園児達の笑顔でした。
ほんの少しでも被災者の方々に何か伝わるものがあるのならば・・。
 この度のボランティア活動で多くのことを学びました。
しかし、私自身、今回の活動に満足感はありません。
なぜならば、被災者の方々の心身のケアは
これからもっともっと必要になってくると実感したからです。
「一度限りではなく、今後もボランティアを続けよう。」
3日間のボランティア活動を終了した時に強く思いました。
復興にはまだまだ時間がかかります。
被災地の様子がTVなどで放送されることも少なくなり、
ボランティアの人が減りつつある中で、「継続すること」それが大切なのだと。
最後になりますが、今回のCOCORO震災ボランティアの主催者の安藤さん、
参加された皆様、本当にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
英国IFPA認定アロマセラピスト 岡村さんより
参加者の声