東日本大震災による被害を受けた地域での無償アロマケア活動チーム“COCORO”公式サイト

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2020/06/30

活動記録集 国会図書館で閲覧できるようになりました。

アロマボランティアCocoro代表です。

5月中に8年間の記録集の発送作業を終え、
最後の事務作業をちょこちょこしています。

今回、記録集を制作したことで、
それを読んだ活動メンバーのご家族の提案で、
国会図書館に寄贈させて頂きました。
国会図書館は、私も昔よく通ったのですが、
日本で出版される全ての書物の閲覧ができる
素晴らしい図書館です。
今回、受領して頂き、受領書が届きました。
これで半永久的に残り続けることになります。
東京と京都では直接閲覧、コピーも可能です。
またオンライン閲覧も1ヶ月後から可能なようです。



現地の方々と心寄り添い合った活動の記録が、
未来に繋がり、
そこにはまた新たな希望が生まれることを願い、
支援者の皆様からの最後の寄付の残りを
使わせて頂き、寄贈させて頂きましたので、
ご報告します。


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2020/03/27

活動記録集 販売のお知らせ

アロマボランティアCocoro代表です。

2011年5月よりスタートした
アロマボランティアCocoroの8年間の
記録集を期間限定で発売します。
販売は今回のみとなります。
被災地域にて約2000名への施術を行った
現地の活動の貴重な記録集ですので、
ぜひこの機会をご利用ください。
発送は5月頃を予定しています。



【心の8年間の記録集】

内容:
2011~2019年 全15回の活動報告書、
2013~2019年 リアス通信、
ハートフェルトプロジェクトなど
A4サイズ 計311ページ

1冊 3700円

1冊の場合 4210円 送料込
2冊の場合 7910円 送料込
3冊以上  3700円×必要冊数+送料着払い

2冊までの送料は510円(レターパックプラス)
3冊以上は宅急便着払い(ゆうパック)

【お振込先】
終了しました

【振込締め切り】
4月20日月曜日

【ご注文方法】
メールにて下記をご連絡頂き、お振込をお願いいたします。

1お名前 2ご住所 3お電話番号 4購入冊数
cocoro@aroma-jubilee.comまで(安藤)

全ての方からのお振込確認後に発注するため、
5月末までにお手元に届くよう予定してます。
万が一、届かない際にはご連絡下さい。

※ボランティアでの制作、作業になり、返金、返品はお受付できませんので、予めご了承下さい。
※振込手数料はご負担頂きます。
※振込金領収証(ATM利用の控え、テレホンバンキングのお取引について銀行から送付されるお知らせ、インターネットバンキングの確認画面のプリントを含む)をもって、受領証に代えさせて頂きます。
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2020/03/11

あれから9年

アロマボランティアCocoro代表です。

昨年9月の最後の活動の時に見た
陸前高田の風景。
まだまだ道半ばな現状に衝撃を受けました。
でもボランティアという枠を超えて、
心繋がった皆さんとの関係は宝物です。
8年間の記録集も
まもなく詳細を発表できる予定です。



活動後に見上げる陸前高田の夜空には、
無数の星が輝きます。
私にはいつもその星が、
生きたかった人たちに見えるのです。
この日は沢山の命が犠牲になったことを思い出し
一日を過ごしたいと思います。



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2019/11/15

復興移転した小学校への訪問(活動3日目)

アロマボランティアCocoro代表です。

大船渡市内を案内してもらった後は、
被災した小学校で勤務するメンバーの発案で、
復興移転した小学校を見学させて頂きました。
海のすぐそばで被災したこちらの小学校は、
現在はグラウンドとなり、
下の写真奥の山の中腹へと移転し、
新しい場所で再建されていました。
当時逃げた建物を実際に見せてもらったり、
そこで二日間救助を待ったことなどを聞くうちに
その状況の恐ろしさ、不安、動揺を、
手に取るように感じ、
今見る光景からは想像できない当時の様子に
竦然としてしまいました。



何度もおっしゃっていたのが、
普段から訓練をしていたのが良かった、と。
海に近いこちらの学校では頻繁に、
津波の訓練をしていたそうなのです。



また直接校長先生からお話を聞かせて頂きながら
小学校も見学させていただいたのですが、
特に印象的だったお話が二つありました。



一つは被災した小学校ではカウンセリングはじめ
様々な心のケアが行われていたこと。
ただ内陸部などに転校した子供達はそれがなく、
かえって外部に行った子供達の方が、
ケアが必要な状態になる事が多かった事。
そしてもう一つは当時乳児だった子供達が、
小学校に入った時に作文を書いてもらうと、
当時の両親の様子や描写を細かく書いていた事。
きっと話すという手段がなかっただけで、
当時赤ちゃんだった子供達も、
大きな影響を受けていた事に、
先生方も大変驚いたそうです。



現在は8年経ち、津波による心のケアから、
津波を知らない子供たちに伝えていくという
新しい課題ができたと話されていました。
日常的な訓練の大切さ、その教育の必要性、
日々の家庭での心構え、
色々と考えさせられることが多く、
何校もの被災した学校に勤務された
校長先生の貴重なお話を聞かせて頂き、
常日頃から災害に備える大切さを
学ばせて頂きました。



私達の活動では8年間、
陸前高田市内の幼稚園や保育園でご縁があり、
活動させて頂きましたが、
その子供達が成長し、小学校では、
とても沢山の心のケアのプログラムを受け、
先生方に助けられながら、
過ごし卒業して行った話を聞けたのは、
なんだかとても安心し、嬉しかったです。



年単位で子供の心の状態が
PTSDとして現れることに関しては、
大人も子供も同じで、
いかに心と向き合うのは長いスパンが必要で、
その時々に柔軟でないといけないのかというのは
しみじみ感じました。



アロマボランティアCocoroのホームページはこちらから
http://aroma-jubilee.com/charity.cocoro.html

ハートフェルトプロジェクト
http://aroma-jubilee.com/Heartfelt.html

活動への寄付はこちらから
http://aroma-jubilee.com/charity.donation

※Cocoroの活動はすべて皆様からの心温かい寄付で続けられています。寄付は現地で借りるレンタカー代や燃料費・物資代、活動時の民宿代の一部、現地メンバーのボランティア保険代などに役立てさせていただいています。息長く必要とされる心のケアに役立てるため、どうかご支援の程、よろしくお願いします。



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2019/11/10

大船渡市内の復興の様子(活動3日目)

アロマボランティアCocoro代表、
安藤たきこです。

三日目も清々しい秋晴れに恵まれ、
これまで長年お世話になった、
陸前高田市にある民宿武蔵さんにお礼を伝え、
活動へ向かいます。
武蔵さんではいつも、
美味しい食事を作って待って下さり、
温かく何年も活動を見守って下さいました。
食材を調達するのが大変な時期も、
「市場で見つけてきたの。」と、
美味しいお魚を出して下さったり…。
活動が終わってもまた必ず戻りたい場所です。



さて今日は現地チームCocoroリアスの
大船渡メンバーのリーダー吉川さんと、
小学校で勤めるメンバーに、
大船渡市内の復興の様子を案内して頂きました。



復興した高速道路では大船渡⇄陸前高田は
20分ほどの距離ですが、
それまでは1時間以上かかっていたそうで、
現地チームCocoroリアスのメンバー間の移動が
いかに大変だったかを痛感しました。
また現在でもなお、主な道を一本外れると、
急に山だったり!!!作業中だったり、
私達も今回滞在中、
復興がまだまだ完成していない様子を
身をもって経験しました。
特に夜は街灯もなく十人乗りのハイエースで、
ナビに無き道を行ったりすることもあったりで
ヒヤヒヤする場面もありました。



地元の吉川さんの案内で、
車窓から大船渡市内の様子を見学しました。
2012年に私達が大船渡を訪れた際は、
住宅の基礎部分しかなく何もなかった場所に、
工場や店舗、家々が再建されていました。
そしてその先には高い高い堤防。
案内がなければ同じ場所と認識できないほど、
街の様子は変わっていました。



大船渡の銘菓「かもめのたまご」の店舗、
かもめテラスなども再建されていました。
その一方で二階部分までガラスが全てなくなり、
津波に飲まれた様子がわかる建物もあり、
改めてその恐ろしさを感じる場面もありました。



行政には怒られてるけど、
また同じ場所に家を建てたおじいちゃんや、
海産物はやはり海に近い場所で加工し、
お客さんに食べさせたいという業者さん、
90代で津波は3度目というおばあちゃんの話。
地元の話を聞けば聞くほど、
危ないから高台に住めばいい、
というだけの簡単なことではない、
生まれ育ち先祖代々の土地に住み続けたい人々や
街を愛する人々の人間模様もよく見えて、
復興や再建にはそんな心に寄り添う部分が、
いかに大切かも感じました。


アロマボランティアCocoroのホームページはこちらから
http://aroma-jubilee.com/charity.cocoro.html

ハートフェルトプロジェクト
http://aroma-jubilee.com/Heartfelt.html

活動への寄付はこちらから
http://aroma-jubilee.com/charity.donation

※Cocoroの活動はすべて皆様からの心温かい寄付で続けられています。寄付は現地で借りるレンタカー代や燃料費・物資代、活動時の民宿代の一部、現地メンバーのボランティア保険代などに役立てさせていただいています。息長く必要とされる心のケアに役立てるため、どうかご支援の程、よろしくお願いします。



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